ブログ

めだかの寿命はどれくらい?長生きの裏ワザは〇〇だった!

みなさん、めだ活してますか!めだか屋 medaker.jp スタッフのHです。

この記事では、めだかの寿命に関する疑問に全てお答えします。めだかを長生きさせるヒントや、病気にいち早く気付くポイントなど詳しく解説をしていますので、ぜひ最後までご覧ください!

 

この記事のメニュー

  1. めだかの平均寿命は?
  2. 寿命を迎えためだなの症状・サインとは?
  3. 寿命の前にめだかが死んでしまう様々な理由!
  4. 大切なめだかを長生きさせる唯一の方法

 

めだかの寿命の平均ってどれくらい?

通常、めだかの平均寿命は約2年ほどです。これは、日本古来から生息するヒメダカや白めだか、最近の流行りとなる改良めだかでも同様です。ただ、めだかも人間と一緒で、長生きする品種、早く死んでしまう品種がいるのも確か。人間も長生きする家系、病気で早死にする家系があると思いますが、一緒ですね。

また、めだかの寿命に大きく関わるのが飼育環境です。この後説明する飼育環境によりめだかの寿命は短くも長くもなります。

 

産卵あり・なし

最もめだかの寿命に関係がある飼育環境が産卵の有無です。改良めだかの楽しみの一つは、お気に入りのめだかを累代したり、掛け合わせにより自分が目指すめだかを作り上げることですよね。そのためには、オスとメスをペアにして卵をとりますが、その産卵がめだかの寿命に影響します。

産卵をしているめだかとしていないめだかでは、後者の方が長生きする傾向が強いですし、これはメスだけではなく、産卵に使うオスにも同じことが言えます。

オンシーズンにお気に入りのめだかで多くのタマゴを取りたいと思い、ずっとペアにしておくと、オスの場合は1年たたずに寿命を迎えるケースも少なくありませんし、同様に産卵を繰り返したメスのめだかも1年程度で寿命を迎えることが多いです。

一概には言えませんが、種親で使っているめだかは1年未満で寿命を迎え死んでしまうことがあります。複数のメスに対して1匹のオスめだかの場合、オスの寿命が短くなるケースがあります。メスのめだかも産卵の数に上限がある可能性があるため、長く種親で使用すると早く死んでしまうケースが多いです。

 

屋外で飼う・家の中で飼う

 

めだかを屋外で飼うケースと、家の中で飼うケースではどちらの方が寿命が長くなるのでしょうか?一概には言い切れませんが、ほとんどは屋外で飼った方が長生きする傾向にあります。理由は諸説ありますが、もともとが自然界で生きているため、太陽光を浴びる環境にある屋外の方が長生きするケースが多いのだと考えています。

 

オス・メス

通常、メスのめだかの方が、オスのめだかよりも長生きします。理由はハッキリと分かりませんが、人間の平均寿命も女性の方が長いので”女は強し”ということでしょうか?

>>めだかのオス・メスの見分け方は?

 

以上が店長から聞き取り調査した結果です。めだかの寿命に一番影響しているのが”産卵”である事が分かりましたね。改良めだかを楽しむ以上はオスとメスをペアにして卵を取る産卵は欠かせませんので、産卵している場合は1年前後で寿命を迎える可能性が高い事を理解しておきましょう。また、屋外・家の中で飼う場合や、オス・メスでの違いがあることも理解できたと思います。

この後は、寿命を迎えためだかが発するサインや体に現れる症状について解説をしたいと思います。

これを知っておけば、少しでも長生きさせることも可能となりますよ!

 

寿命を迎えためだかの症状・サインは?

寿命を迎えためだかには、色々な症状やサインがあります。見た目にも分かりやすいものが多いので覚えておきましょう!

ゆっくり痩せる

寿命を迎えためだかの症状として見た目に分かりやすいのが”ゆっくり痩せていく”ことです。上見で見た時に、線が細くなってきたら要注意。もうすぐ寿命を迎える可能性があります。

 

動きがゆっくりになる

活発に泳ぎ回っていためだかが何だか泳がなくなったな、と思ったら寿命を迎えるサインかも知れません。人間でも年を取ると筋力が落ち、行動が遅くなる傾向にありますがめだかも一緒。

 

餌をあまり食べない

食欲が減るのも寿命を迎えたサインの一つかも知れません。今までは沢山餌を食べていたのに、食べる量が明らかに減った場合は老衰により消化器官の衰えなどが原因で食欲が減退している可能性があります。

 

飼い始めた時期から逆算し、上記の症状が出てきたら、飼っているめだかの寿命が近づいているサインかも知れません。そうなった時に注意したいのが餌の食べ残し。水質が悪化する原因となり、寿命がさらに近づいてしまう危険性があるので、餌のあげすぎに注意し、食べ残した餌を掬い上げて水質悪化を防ぎましょう。

この後詳しく解説をしますが、水質の悪化はめだかが寿命を迎える前に死んでしまう一番の原因となります。飼育水はできるだけ綺麗な状態に保ち続けられるように細心の注意を払ってくださいね。

 

寿命の前にめだかが死んでしまう理由は?

せっかく家族の一員になっためだかですから、長生きしてもらいたいもの。それでも、寿命の前にめだかが死んでしまうことも往々にしてあります。めだかが寿命を迎える前に突然死してしまう理由を解説します。これを見ておけば、めだかが理由も分からず死んでしまうことがかなり減りますよ♪

 

急激な環境の変化(水温など)

めだかを購入して家に連れて帰った際に絶対必要なのが”水合わせ”です。水合わせとは、購入前の飼育水と、購入後(家)の飼育水の水温・水質をできるだけ一致させる作業です。これをしないと、翌日には買ってきためだかが死んでしまった…という悲劇を迎える可能性が高いです。めだかにとって飼育環境が変わるのは、人間にとっては外国に引っ越すようなもの。気温も食生活も全く違う場所に連れていかれたら体調を崩してしまいますよね?

>>正しい水替え・水合わせの方法とは?

また、夏・冬の水温上昇、急激な下降にも注意が必要です。夏は飼育水の水温が上がり過ぎないようにすることが重要で、40度を超えると煮えてしまい全滅の可能性が高くなります。めだかは黒い容器で飼う方も多いと思いますが、黒は太陽光を吸収し水温が一気に上昇する危険性があります。

また、冬は逆に水温の急激な可能がめだかの突然死に繋がります。飼育容器の表面が凍る程度であれば冬眠をするため冬を越せますが、飼育水が全部凍てしまうと当然全滅してしまいます。底が深い容器であれば全部凍ってしまうことはないかも知れませんが、愛好家の方は底が浅い容器で冬越しをされている方もいると思いますの、気温の下降には十分に注意してください。

>>めだかの冬眠で注意すべきことは?

 

餌の与え過ぎ

先ほども軽く解説しましたが、餌のあげ過ぎは絶対にNGです。食べ残した餌により水が汚れ、作り上げた環境(水質など)が壊れる原因となります。

観賞魚全般に言えることですが、胃を持たない魚類は消化が上手ではありません。そのため、餌の与え過ぎによる過抱卵、腹水などの症状が出て腹が膨れることがあります。めだかの突然死の原因No1ともいえるので覚えておきましょう。できるだけ消化するスピードに配慮したり、消化の良い餌を与えることが重要です。人間も一緒ですが、食べ過ぎで良い事はありません。

正しい餌の回数、量に関してはこちらの記事で詳しく解説していますが、1分半程度で食べ終わる量を目安に餌を与えるようにしてください。1回の与える量は多すぎるよりは少なすぎる方がめだの健康には良いです。もし、1分半も立たずにすべてを食べてしまう場合は少なすぎるケースも考えられるので、少しずつ追加で与えてみましょう。

 

病気

病気にいち早く気付き処置してあげることが、めだかの突然死を防ぐ方法です。白点病は水カビ病、尾くされ病などめだかの病気にはさまざまな種類がありますが、代表的なものは見た目ですぐに分かるものです。こまめにめだかの様子をチェックし(餌を与える時にチェックするのがおすすめ)、めだかが病気になっていないか確認しましょう。

>>めだかの病気の種類をチェック!

 

野鳥・野生動物など

屋外でめだかを飼っている場合、セキレイやすずめなどの野鳥や、アライグマなどの野生動物の被害にも注意しなければいけません。一度めだかの味を覚えると、繰り返しめだかを食べにきますので、対策をしっかり検討しましょう。

 

人間の子供

最後にご紹介するのが、めだかにとって最大の天敵、怪獣ともいえる”人間の子供”です。人間の子供は、めだかの扱いを知りませんから、容赦なく手でつかんだりします。小さい体のめだかは繊細ですから、特に小さなこともを近づけないように気を付けてくださいね。

いかがだったでしょうか?あなたのお気に入りのめだかが寿命を全うする前に死んでしまう理由を解説してみました。水温などの環境の変化や、餌の与え過ぎによる突然死、病気など気を付けるポイントが分かったのではないでしょうか?

めだかは家族の一員ですから、あなたの子供だと思って大事に見守り、育ててください。そうすれば自然と長生きをして平均寿命を超えて長生きしてくれることでしょう。逆に、買った後は基本放置では水質も悪化の一途を辿り、すぐに病気になり1週間後には死んでしまった、ということになりかねません。

 

めだかを長生きさせるコツとは?

最後になりますが、めだかを長生きさせる唯一の方法を教えますね!それは、1匹だけで丁寧に飼うことです!記事内でも解説した通り、オスとメスをペアにして産卵をさせればさせるほど早く死んでしまう確率が上がります。また、おす同士、めす同士でも相性が悪いとケンカになりお互いを攻撃し合うこともしばしば。

めだかは少し大きめの容器にたっぷりの水を入れ、1匹で飼うことが最も長生きさせるコツです。もちろん、餌の与え過ぎには注意し、水質を一定に保つことなど気を付けるポイントはありますが、基本的にはお気に入りのメダカ1匹で飼うと長生きするので参考にしてみて下さいね。

 

まとめ

この記事では”めだかの寿命はどれくらい?長生きの裏ワザは〇〇だった!”について詳しく解説しました。

大切なポイントをまとめると、

  • めだかの平均寿命は約2年が一般的
  • 産卵の有無、オスメス、飼育環境により寿命が異なる
  • ゆっくり痩せたり、動きが遅くなったら寿命のサイン!
  • めだかの急死は、環境の変化、餌の与え過ぎ、病気などに注意

でしたね。

また、最後にめだかを長生きさせる裏ワザについてもお伝えしました!

あなたのめだかLifeに是非役立てて下さいね(^^♪

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。