ゾウリムシの増やし方と餌の量・タイミングを解説します。
こんんいちは!めだか屋 MEDAKER スタッフのHです。
関東でも気温が安定し、めだ活するには良い季節になってきました!
※このサイトでは、スタッフである私がめだか歴7年強であり、めだか屋 MEDAKER の店長にヒアリングしながら記事を書きあげています。
今回は、ゾウリムシの増やし方や餌の量・タイミングに関して解説をします。以下のような疑問に全てお答えします。
- めだかの餌にゾウリムシが良いって本当?
- ゾウリムシの増やし方を教えて!!
- めだかにあげるゾウリムシの量とタイミングは?
それでは早速いきましょう!
ゾウリムシはメダカの餌に最適?
自称ゾウリムシ博士のスタッフが断言します!ゾウリムシはめだかの餌(特に稚魚)として最適です。
自然界ではあなたが通常与えている粉餌は存在していませんよね。ミジンコやゾウリムシといった微生物を食べて育ちますから、生餌(いきえ)を与えて育てるのが良い事は分かると思います。
MEDAKERでも、ゾウリムシを培養し卵から孵った稚魚には与えて育てています。
ゾウリムシを与えた場合、生存率、成魚になってからの丈夫さにかなりの違いが出ると考えています。
ゾウリムシの増やし方を画像で解説!
ゾウリムシの培養に必要なもの。
- ゾウリムシの原液
- 空のペットボトル
- 豆乳(無調整)
- スポイト
ここからは、わたしくスタッフHの日課であるゾウリムシの培養方法を画像を使用して解説したいと思います!
非常に簡単な方法で培養(増やす)ことが可能なので、ぜひ試してみてください。
空のペットボトルを用意する
今回は500mlのペットボトルに入ったゾウリムシを例に解説します。
左側がゾウリムシの入ったのも。右がからのペットボトルです。
当店のWEBショップ、店頭でも販売していますので是非!!
原液を半分入れる
空のペットボトルに原液を半分程度入れます。
三分の一でも増やすことはできますが、時間が掛かるので当店では半分程度入れる方法を採用しています。
こんな感じ。若干量が違いますが、その辺はご愛敬ってことで!
水道水を入れる
残り半分に水道水を入れます。(原液の方にも入れましょう。)
水道水を入れる際のポイントは、ギリギリまで水を入れ過ぎないということです。
この後、ふたをかぶせるのですが、空気が若干残っていないと死滅してしまいます。あと、混ぜる際に空気があった方が混ぜやすいということもあります。
上記の画像を参考に水を入れて下さい。って言っても、これまた水の量が違うのでどっちを参考にすればいいんだ!!という声が聞こえてきそうですが…ここもご愛敬ってことでw
2㎝~3㎝程度の空気があればOKです!
豆乳(無調整)を入れる
ゾウリムシの餌は豆乳です。豆乳以外にも色々な方法がありますが、当店では豆乳を使用しています。
豆乳を使う理由は以下の通り。
- 臭いが少ない
- 安い
注意してほしいのは、必ず無調整の豆乳を使用すること。調整豆乳と無調整豆乳が売っていますが、無調整の豆乳を使用してくださいね。
豆乳を入れるタイミングは、2日に1回。量は500mlに対して2滴程度です。
スポイトで入れていますが、無ければストローでも大丈夫です。(ストローだと入り過ぎてしまう可能性が高いので注意が必要です。ただ、入り過ぎてもすぐにダメになる訳ではないので安心してください。)
よく混ぜて蓋をかぶせる
豆乳を2滴ほど入れたら蓋をしてよく混ぜてください。
次に、ゾウリムシの保管方法ですが、ペットボトルの蓋は閉めないで置くだけにしましょう。
蓋を完全に閉めてしまうと空気が入らずに数日で全滅してしまいます。
蓋をしなくてもゾウリムシを増やす上では問題無いのですが、虫が混入してしまうことがあるようなので蓋は置いておいた方がよいでしょう。
ゾウリムシの保管場所は?
ゾウリムシは太陽光に弱いため、暗い場所で保管することを推奨しています。
当店では、台所の棚の中と床下に保管をしています。発泡スチロールも気温が上がり過ぎず太陽光を遮断するのでおすすめです。
通常、1週間程度で完成しますが、保管場所の気温・湿度でも多少変わりますのでペットボトルに日付を記載してどれくらいの時間がゾウリムシが完成したかをチェックしましょう!
めだかにあげるゾウリムシの量とタイミングは?
メダカの稚魚に与える餌として最適なゾウリムシ。
ここからは、量とタイミングについて解説していきます。
ゾウリムシの量は?
13ℓの水に対して、ペットボトルのキャップ1杯程度が良いでしょう。
タイミングは?
1日1回でも問題はありませんが、当店では1日2回を目安にゾウリムシを与えています。
まとめ
本日は『ゾウリムシの増やし方と餌の量・タイミングを解説します。』をテーマに解説をしました!
めだかの稚魚にとって生餌であるゾウリムシは最適な餌だと言えます。
ゾウリムシを増やすために必要な物は以下の通り。
- ゾウリムシの原液
- 空のペットボトル
- 豆乳(無調整)
- スポイト
画像付でゾウリムシの増やし方・保管方法を解説しましたが、まとめると以下の3ステップです!
- 空のペットボトルに原液を半分入れる
- 水道水を入れ、豆乳(無調整)を入れる
- よく混ぜて蓋をかぶせる
細かいチェックポイントは記事内を御覧ください。
ゾウリムシの保管場所には注意をしてくださいね。暗くて暑くなり過ぎない場所を探しましょう。
難しければ発砲スチロールで問題ありませんよ!
ゾウリムシは当店のホームページでも販売していますので、ぜひご検討ください!
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